スーツの襟の穴は何?

皆さんこんにちは。Be-QOLe マナー講師 豊田京子です。

久しぶりの〈マナーエッセンス〉更新です。

さて、いよいよ夏本番を迎え、クールビズが導入されている企業も増えてきていることと思います。

そのため上着を着る機会は減っているのではないでしょうか?

営業職の方にとっては、取引先などの相手がある以上、いつその機会が訪れても良いよう、夏でも上着は準備をしておきたいものです。

クールビズ期間とはいえ、ワイシャツに直接社章やピンバッジを着けたりしませんよね。

相手先へ訪問する際に社章(徽章)が着いていない状態では、どこの関係者なのかがわかり辛くなるため、訪問先の方に安心と信頼をいただけるよう、この時期も訪問時においてはできるだけ上着と共に社章(徽章)の着用をお勧めいたします

ところでスーツの上着の左襟にはボタンホールが空いていて、そこに社章などを着けることが多いかと思います。


ボタンホール状ですが相方に当たるボタンが見当たりません。

あれは何のための穴だと思いますか?

フラワーホール

元来、スーツ発祥のヨーロッパでは、寒い時に襟を立てボタンで留めて首元を暖かくするための第一ボタンのホールとしての役割でした。

女性からの求愛の花をを受け入れ、そこに挿したから、など諸説がありますが、襟を開いているときに花を挿し始めたことから『フラワーホール』と呼ばれるようになったようです。

現在でも結婚式で新郎の襟のフラワーホールに新婦のブーケと同系のお花を挿しているのをよくお見掛けします。

最近のビジネススーツでは、細長いボタンホールタイプではなく、丸く小さいフラワーホールが開いているものも出ています。

ホールそのものが小さなお花のように刺繍されていて、社章などを着けたときには刺繍が隠れるという、女心をくすぐるデザインのものも見かけます。

ちなみにその下には第二ボタンのホールもあったようですが、開襟で着用するようになったことで消失しました。

花を挿すことで残されたフラワーホール。活かしてあげたいですね。

社章はその会社またはその団体の一員であることの証です。

自信と誇りを持って堂々と着用しましょう。

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